(東京・墨田区)
開催日時:2021.11月1日(月) 参加者:経営者・社員 計11 名
テ ー マ:会計事務所の未来を考える
研修企業の概要
今回のSDGs 研修のご依頼は、スカイツリーのお膝元である東京は墨田区錦糸町にある会計事務所「アンパサンドグループ」様です。アンパサンド様は、企業のスタートアップから、資金調達支援、補助金支援、事業継承支援、上場企業の税務顧問等のサービスを手がけ、若手中心のメンバー構成でありながらも「東京都の資金調達に強い専門家」にも選出されるなど、信頼と実績に定評のある会計事務所となります。
ご依頼内容
代表の山田様より「会計事務所の未来について、全スタッフがSDGs の視点で考え、自分ごと化する機会としたい。SDGs をヒントに、アンパサンドグループのマネジメントやコミュニケーションというテーマについても触れて欲しい。」というご要望をいただきました。
そこで、SDGsの基本は「SDGs de 地方創生」カードゲームで体感的に学んでいただき、ゲーム後の振り返りでは、コミュニケーションの難しさを実感できるワークも設計。そして、具体的なイメージが描けるように「SDGs イシューマップ」を利用し、会計事務所の未来のあり方について各自で検討していただくカリキュラム構成としました。
カードゲーム&ワーク体験
冒頭、山田様から、当研修の意義目的をお話いただいた後、SDGsの基本理念と地方創生について説明し、早速カードゲームを体験してもらいました。
ゲーム序盤は、個々にプロジェクトを実行する流れでしたが、最終ターンではスタッフの皆様が一か所に集まり、最後まで協働する姿がありました。
ゲーム後の振り返りでは、コミュニケーションの難しさを実践する簡単なワークで皆様、大いに盛り上がりました♪カードゲームを体験した後で、チームワークがさらに向上されたのではないかと感じられる瞬間でした!
研修体験後のスタッフの皆様のご感想
◆事務所全体で研修できたことで、メンバー同士の理解にもつながり、良い機会だった。
◆お客様の立場で考えるきっかけになった。単にこの書類を下さいと伝えるのではなく、どうして必要なのか理由を説明することで、仕事がスムーズにいくと感じた。
◆①自分の認識(考え)が、相手に100%伝わっているとは限らないということを再認識しました。
②日々最新の知識を勉強し、インプット→アウトプットを繰り返すことで自分が成長するのはもちろんのこと、事務所全体の成長を考えることが重要だと気付きました。
◆コミュニケーションとリーダーシップが、全体の目標達成には必要。自分ができることに主体的に取り組み、それができることを周知するとともに、相手にして欲しいことも発信することが重要だと感じた。
◆SDGsを通して仕事への向き合い方を学べた。
山田代表のご感想
弊社用にカスタマイズした内容で、より満足度が高かった。組織のトップとしての目線ではリーダーシップの重要性を強く感じる内容となりました。SDGsを社会貢献というイメージではなく、今回の社員から出たアイデアを参考にしながら、1年後、3年後の事務所の方向性を具体的に示していきたいと思います。
会計事務所が社会的な理念や視点を持って業務に取り組めば、日本に与える影響は大きいと思っています。SDGs は今後の社会にとって必須の視点であり、当業界でSDGs を考える啓発活動をしていきたいと思いました。
Comments